2024/11/18

2024/11/8 響遊 活動報告

 📖 紹介された作品   ※発表順、敬称略 

■Yり:『蛇を踏む』川上弘美(文春文庫版)初出1996

🔼 以前読んだ本をいろいろ読み返す中から、高校の生物教師の経歴がある著者の芥川賞受賞作を朗読。何だかシュールな世界です。

■O:『ちいさな ゆめが あったなら』ニーナ・レイデン文、メリッサ・カストリヨン絵、よしざわたまき訳(工学図書)2024.8

🔼 詩的な短い文章と温かな色の可愛らしいイラスト、おやすみ前に読んだら幸せな気分で眠れそうです。「あなたがいるから ここはまほう ねがいがぜんぶかなうばしょ」

■Iり:『デンデラ』佐藤友哉(新潮社)2009

🔼 千歳市出身の著者に注目しています。衝撃のストーリー(姥捨てや熊の襲撃)、豪華キャストにより映画化。読みたい!!

■M:『マリは すてきじゃない魔女』柚木麻子(エトセトラブックス)2023

🔼 同性婚のママ2人と暮らす11歳の魔女マリは、食いしんぼうで、おしゃれが大好きな女の子。「成長しないし、人も救わない魔女」面白いかも…。

■Yゆ:『弱虫ペダル4』渡辺航(秋田書店)2009

🔼 2008年から雑誌連載開始、現在92巻まで刊行中のコミック。舞台やドラマ、映画化の他、ニンテンドー3DSでゲームも。「筋肉の描き方、スゴイ!」そうです。

■H:『失敗の本質-日本軍の組織論的研究』戸部良一ほか(中公文庫版)初版1984

🔼 研究者6名の共著。今年12月にも改訂版が刊行され、重版90万部。大東亜戦争の敗因や日本軍の組織特性の分析は、現代社会にも通ずるものがある。

■A:『タクシー狂騒曲』梁石日(角川文庫版)

🔼 映画「月はどっちに出ている」の原作で、短篇7作を収録。在日朝鮮人である著者の作家デビュー作。タクシー業界裏話、興味深いです。

(記:岡 本)