2025/09/14

2025/9/12 響遊 活動報告

 📖 紹介された作品   ※発表順、敬称略 〈参加者 5名〉

■ I:『空海の風景下』司馬遼太郎(中央公論新社)1975

🔼 先月は上を紹介された。今回は下。空海が唐から日本に戻ってからのことを書かれている。特に、最澄と空海との関係が中心。空海は大天才。さすがに弘法大師はすごい!

■ H:『日本の赤い霧』福田博幸(清談社Publico)2023

🔼 赤い霧?と題名を聞いて思いましたが、本の副題が「極左労働組合の日本破壊工作」なるほどと納得。組合活動の裏の面が書かれた本。真実を見る目を持つことは大切だと発表を聞いて思いました。

■ M:『歴史のじかん』山崎怜奈(幻冬舎)2021

🔼乃木坂46の山崎怜奈が書いた本の紹介。歴史の専門家との対談とコラムを集めた本。11年続いた応仁の乱や、短期間で決着のついた天下分け目の関ヶ原の戦いの話など、興味深い。

■ A:『食べる話~中学生までに読んでおきたい日本文学~』松田哲夫(あすなろ書房)2011

🔼 著名な作家の食べ物について書かれた作品集。今回は子母澤寛の作品「冷や飯に沢庵」を紹介。ご飯のおいしい食べ方は冷や飯に水を注ぎ沢庵と一緒に食べるそうです。現代人は贅沢しすぎですね。

■ Y:倉橋由美子の大人のための残酷童話の紹介

🔼 我々が覚えている童話とは、一味も二味も違う童話の展開が興味深い。作者はなぜ作品をカコウト思ったのか考えてみたい。響遊で取り上げて、みんなで読んでみたい!

(記:池川)