📖 紹介された作品 ※発表順、敬称略
■H:『楽園の犬』岩井圭也(角川春樹事務所)2023.8
🔼 1940年、太平洋戦争勃発直前のサイパンでの各国スパイの暗躍を描いた小説。「30代の頃4年ほど私もそこで仕事してました」との発言に、参加者一同…!!!
■O:「花の種」柳広司 ―『図書』(岩波書店)2023年11月号所収
🔼 銃を構えたロシア兵に「故郷に帰れ」と花の種を差し出すウクライナの老婆。ここ数年のパンデミックと戦争を振り返り、平和への希求を語る連載。
■Iく:『おひとりさま日和』岸本葉子ほか(双葉社文庫)2023.9
🔼 1人で暮らす女性が主人公の6編のアンソロジー(筆者も全て女性)レンタル番犬、見守りペンダント!! ホントにある時代なんだねぇ…。
■T:『ともぐい』河﨑秋子(新潮社)2023.11
🔼 1/17の直木賞受賞発表に先行して紹介されました。(ファン大喜びですね♪)出版社サイトで冒頭5ページを試し読みするだけで作品世界にぐいっと引き込まれます。
■Yゆ:『かがみの孤城』辻村深月(ポプラ社)2017
🔼 不登校の中学生7人が、鏡をくぐり抜けた異世界での時間を共有するファンタジー。分厚い! 2022年末公開の映画も好評。
■Iり:『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか』小野寺 拓也、田野 大輔(岩波ブックレット)2023.7
🔼 アウトバーンの建設、失業率低下や福祉政策などナチスの功績とされがちな事象について多角的に考察した「紀伊國屋じんぶん大賞2024」受賞作。
※ 他に2名参加。この後、千歳市の本屋話題などシリアスに語り合いました。
読書会メンバーが紹介してくれる作品、毎回とっても刺激的です!
(記:岡 本)