2023/01/29
2023/1/18 RBC 活動報告 " 鬼の本 " ~ 岡本実千世
2023/01/23
2023/1/18 RBC 活動報告
RBCの内容をお伝え致します。
プレゼンター:岡本 実千世さん紹介された本は下記の通りです。
①『淋しいおさかな』 別役実 1973年
②『鬼ばばの島』今井恭子 2021年
③『島ひきおに』山下明生 1973年
2023/01/15
2023/1/13 響遊 活動報告 ~ 岡本 実千世
1/13の響遊の様子をお伝えします
📖 紹介された作品 ※発表順、敬称略
■ 石 井:「塩一トンの読書」 ◀ 一部朗読『中学生までに読んでおきたい哲学8』松田哲夫 編(あすなろ書房)2012.5 所収
🔼 「ひとりの人を理解するまでには、すくなくとも、一トンの塩をいっしょに舐めなければならないのよ」という姑の言葉から、本と人間について綴られた極上の読書日記。本を「読むこと」と「理解すること」の違いにも気づかされます。
〇『主よ一羽の鳩のために 須賀敦子詩集』(河出書房新社)を読んでいます。
今年は古典も読みたい!
■ 高 橋:『清浄島』 河﨑秋子(双葉社)2022.8
🔼 礼文島で終戦後 エキノコックス解明・撲滅に尽力した研究者の史実に基づく作品。人為による感染拡大と、それを食い止めようとする人間たちの息詰まる攻防のドラマ…。
■ 岡 本 :「よねー予想」 北大路公子 『ベスト・エッセイ2021』 日本文藝家協会 編(光村教育図書)2021.8 所収
🔼 ウチの家電が次々と壊れる!これは何かの呪いか? 北大路家の「次に何が壊れるか選手権」実況ルポ(庶民の家あるある) 私的には身につまされます…。(笑)
〇来週のRBC朗読練習で程良い緊張の新年💧 今日は軽めのエッセイで一息…
■ 山 田:『寿町のひとびと』 山田清機(朝日新聞出版)2020.10
🔼 松本清張と平澤事件との関わりから、「日本三大ドヤ街」と言われる横浜寿町のルポを読んでいます。自分の読書の原点と今自分の読むべき作品について考える新年です。
■ 池 川: 「家」 石垣りん 『この父ありて』 梯久美子(文藝春秋)2022.10 所収
🔼 戦中・戦後の激動の時代、“書く”という困難な道を選んだ9人の女性たちの、父との関わりを描いたノンフィクション。渡辺和子、茨木のり子、田辺聖子、辺見じゅん…様々な人生に触れることができます。
〇「年明けにはこの本を紹介したい」と考えていました。
■ 山 本:『夜が明けたらいちばんに君に会いにいく』 汐見夏衛(スターツ出版)2017.6
🔼 優等生を演じている茜は、自由奔放な青磁を嫌っていた。だが、孤独と窮屈さでどうしようもなくなっていた茜を救ってくれたのは、青磁だった。青磁は茜の気持ちをゆっくりと溶かしていき…。
〇「あとがき」の一部を朗読してくれました。「茜のお母さん、ちょっと苦手」とのコメント。この作品を大切に思っている気持ちが伝わってくる紹介&朗読でした。
〇小学6年生初参加♪ 一緒に来てくださったお母さんにも感謝!!です。ありがとう 💜
■ 石 田:今回は本の紹介なし、でした
★ 「次年度の読書会について(年間活動計画案)」「平家物語音読会・琵琶演奏会」の資料が配付されました。
2022/12/10
2022/12/9 響遊 活動報告 ~ 岡本実千世
12/9の響遊の様子をお伝えします
📖 紹介された作品 ※発表順、敬称略
『どうぶつ はやくち あいうえお』きしだえりこ作、かたやまけん絵(のら書店)1996.9
🔼 これは子どもでも簡単に言えちゃうホノボノ系早口言葉
〇 高 橋:先月の山田せんせいツナガリで松本清張を読みました。すごく面白い!!
『遠い接近』松本清張(文春文庫)2014.9
🔼 1944年、年齢的に予想外の赤紙を受け取り朝鮮派兵された山尾信治は、その理由を猜疑。復員後に広島での家族全滅を知って復讐を計画する。
〇 山 田:先月に引き続き、松本清張のスゴさに驚いています。
『松本清張 推理評論集 1957-1988』松本清張(中央公論新社)2022.7
🔼 清張の兵役経験や多読、作家の文体論などの多面的な魅力が知られる。旧来の筋やトリックに頼るだけでなく、人間性や社会の問題点に目を向けた推理小説を指向した作家の苦悩や、執筆の過重(速記者による原稿作成)などにビックリ!!
〇 石 井:「言葉には『言霊』があると感じます。
『折れない言葉』五木寛之(毎日新聞社)2022.3
🔼 著者が「日々生きていく中で心が動いた言葉」を収録。以下の2編を朗読。
羽生結弦 「努力は報われない」
日野原重明「鳥は飛び方を変えることができないが、人間は生き方を変えられる」
〇 池 川:朝早くに目覚めてラジオを聞きながら、よく知っている詩について再考したこと…。
「雨ニモマケズ」宮沢賢治 ―ラジオ深夜便 山本学の朗読より―(レジュメ配付)
🔼山本学の読み方は特異だった!!
題名・完稿の存在なし&巻末7行の経文の謎 → 宮沢賢治は奥深い!
2022/11/24
2022/11/15 RBC 『静かな木』 ~池川さんの朗読~ 岡本 実千世
『静かな木』 藤沢周平 (新潮文庫)2000年8月
時代劇って、映画やDVD・TV番組で見るのは好きだけど、活字では読まないジャンルだったんです、私...... でも今回、耳から音声だけで届けられる物語の新鮮さに衝撃!! 普段は手に取らない本の魅力に気づくのは、読書会のメンバーのお陰と思います。
今回は人の声によって喚起されるイメージの多様さを堪能、良い映画を観た後のような余韻が残りました。「男の美学&武士の生き方」カッコいい! それから読後の爽快感♫ 名脇役(寺井権吉さま)の活躍にも心酔しちゃいました。 池川せんせい手描きの海坂藩マップ&登場人物相関図・時代劇用語解説も嬉しいご配慮。ありがとうございます。藤沢周平の他の作品を読んでみたくなりました。それから、「著者最晩年の作品集」とのことで、『人間晩年図巻 1995-99年』を恵庭市立図書館から借りて読んでます。(千歳市立図書館にもあります!) → 読書会に参加すると読みたい本が益々増える...
2022/11/11
2022/10/21 RBC 活動報告 『水を縫う』~ 上村文恵
10月のRBCでは、『水を縫う』(寺地はるな作 2020年 集英社刊)を紹介しました。本作は6章からなり、高校1年生の松岡清澄(きよすみ)を中心に母、姉、祖母、別れて暮らす父、父の友人で清澄たち家族と父とをつなぐ黒田、各章が異なる視点から描かれます。清澄が姉 水青(みお)のウェディングドレスを縫ってみたいと思い立ち、物語が展開していきます。しかし彼の提案と姉の希望は平行線のまま、行き詰まってしまいます。RBCの時間では、父 全(ぜん)がドレス作りを引き継いで、見事な仕事ぶりを見せる第5章を中心に音読しました。
「男子なのに手芸が趣味なんて変わってる」「女の子なんだから華やかな服を着たらいいのに」「男は家族を養う責任がある」、各々が周囲から期待される“○○らしさ”とのズレに悩みます。その一方で自分の持つアンコンシャスバイアス※下記注 を他者に押し付けてしまったり…。登場人物たちの前に「不自由さ」や「後ろめたさ」が立ち現れる時、周りの人が何気なくかける言葉、接し方が印象的でした。
例えば、清澄の進路を先回りして過剰に心配する母さつ子に、祖母 文枝がかける「子供には失敗する権利がある」という言葉。ある出来事から、目立つ服装を避けている娘の苦しさに寄り添い、ドレスを形にしていく父。自らは“家族ではない”と一歩引きながらも、絶妙な距離感で親子を支える黒田。その彼に、清澄が感謝を込めて伝える「黒田さんはお父さんの家族だよ」という一言。
お互い相手のことを「面倒くさい人だなぁ」等と思ったりしながらも、等身大で向き合っています。これまで重ねてきた経験が、それぞれを形作っている。自分の中にも意識していないバイアスが存在する。だからこそ立場や価値観が違ってもそれを受け止め、尊重する柔軟さを持ちたい。そんな気持ちにしてくれる作品でした。
※注 無意識の偏ったものの見方、この物語の場合はステレオタイプ
2022/10/10
2022/9/21 RBC 活動報告 『わたしの樋口一葉』~ 石井くみ子
9月21日は石井くみ子が瀬戸内寂聴さんの『わたしの樋口一葉』を紹介しました。
文中「炎凍る 樋口一葉の恋」により寂聴さんが語る一葉の生涯について、加えて一葉の残した作品一覧等について資料を添えて少し説明させていただきました。
その後で、一葉の作品の中で唯一未完の「裏紫(上)」の全文と、寂聴さんが書き継いだ「うらむらさき~一葉をうけて(中)(下)」を時間の都合上一部割愛し朗読させていただきました。読後には 「なぜ一葉は未完のまま中断してしまったのか?」「未完のままの方が良かったのでは?」「もし最後まで書くとしたらどんな結末を選んだろうか?」などなど感想が話されましたが……
読み手としては一葉の生きた時代ではこの結末しかなかったのだろうと納得しながら、これを機に一葉の作品を読むにつれ、もし一葉が年を重ねて作家人生を続けていたなら…と思いを巡らし、そして音読練習する時間は明治の文章に苦戦しつつも充実感があり楽しい時間でした。この機会を得たことに感謝しています。ありがとうございました。
