2025/10/25

2025/10/21 RBC 活動報告

📖10月RBC(10/21)の様子📖
 今回は、倉橋由美子作品をみんなで読んでみて、感想を発表し合いました。
 テキストとして『大人のための残酷童話』(1984年 新潮社)の中から「白雪姫」「異説かちかち山」を取り上げました。
 作者の独特の世界観がどう評価してよいのか分からないというのが大体のまとめでした。また、昔話を大人が改変することの良し悪しについても話題にして、みんなで自由に語り合いました。

(記: 池川)

2025/10/12

2025/10/10 響遊 活動報告

 📖 紹介された作品   ※発表順、敬称略 〈参加者 7名〉

■ Y:『文豪ナビ 松本清張』新潮文庫 編(新潮文庫)2022

🔼 新潮文庫90周年の特別企画として2004年刊行開始の「文豪ナビ」シリーズから、『ゼロの焦点』について紹介。映画の話題も出て、興味津々!

■ A:①『献灯使』多和田葉子(講談社文庫)2017

②「羊が知らないこと 鳩の深い後悔」(中島京子)「朝日新聞」2025/10/4日曜版~

🔼 ①大災厄後の日本を描いたデストピア小説話題作。②自公連立解消のニュースからの連想で、連載エッセイ「お茶うけに」も朗読。

■ O:①『戦火のバタフライ』伊兼源太郎(講談社)2025.3

②『文藝春秋が見た 戦争と日本人』保阪正康・辻田真佐憲(文春ムック)2022

🔼 2作品を紹介。①太平洋戦争と戦後の民間人被害者への補償問題を描いた小説。②文藝春秋100年の雑誌から厳選した「昭和の戦争」に関する記事。

■ M:①『豊かな国の貧しい政治』1995 ②『総理執務室の空耳』1996 ③政治ジャーナリズムの罪と罰』1996 ← いずれも著者は田勢康弘、(新潮文庫)

🔼 今の政治をどう見るか?を考えるヒントになる3冊。

■ H:『バブル兄弟』西﨑信彦(文藝春秋)2024

🔼 サブタイトル「”五輪を喰った兄”高橋治之と”長銀を潰した弟”高橋治則」第56回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。“バブル弟”と個人的交流があったエピソードに参加者びっくり!!

■ S:『会話の0.2秒を言語学する』新潮文庫 編(新潮文庫)2022

🔼 会話で相手に返事をするまでの間に頭の中で何が起きている? YouTube「ゆる言語学ラジオ」の著者が日常の奇跡を解き明かす、大興奮の一冊。

■ I:『大人のための残酷童話』倉橋由美子(新潮社)1984

🔼 次回RBC(10/21)のテキスト配付と説明。宿題あり!

                                 (記:岡本)

2025/09/14

2025/9/12 響遊 活動報告

 📖 紹介された作品   ※発表順、敬称略 〈参加者 5名〉

■ I:『空海の風景下』司馬遼太郎(中央公論新社)1975

🔼 先月は上を紹介された。今回は下。空海が唐から日本に戻ってからのことを書かれている。特に、最澄と空海との関係が中心。空海は大天才。さすがに弘法大師はすごい!

■ H:『日本の赤い霧』福田博幸(清談社Publico)2023

🔼 赤い霧?と題名を聞いて思いましたが、本の副題が「極左労働組合の日本破壊工作」なるほどと納得。組合活動の裏の面が書かれた本。真実を見る目を持つことは大切だと発表を聞いて思いました。

■ M:『歴史のじかん』山崎怜奈(幻冬舎)2021

🔼乃木坂46の山崎怜奈が書いた本の紹介。歴史の専門家との対談とコラムを集めた本。11年続いた応仁の乱や、短期間で決着のついた天下分け目の関ヶ原の戦いの話など、興味深い。

■ A:『食べる話~中学生までに読んでおきたい日本文学~』松田哲夫(あすなろ書房)2011

🔼 著名な作家の食べ物について書かれた作品集。今回は子母澤寛の作品「冷や飯に沢庵」を紹介。ご飯のおいしい食べ方は冷や飯に水を注ぎ沢庵と一緒に食べるそうです。現代人は贅沢しすぎですね。

■ Y:倉橋由美子の大人のための残酷童話の紹介

🔼 我々が覚えている童話とは、一味も二味も違う童話の展開が興味深い。作者はなぜ作品をカコウト思ったのか考えてみたい。響遊で取り上げて、みんなで読んでみたい!

(記:池川)

2025/08/14

2025/8/8 響遊 活動報告

 📖 紹介された作品   ※発表順、敬称略 〈参加者 5名〉

■ Ye:『[よりぬき]今日もていねいに。BEST101』松浦弥太郎(PHP文庫)2023

🔼 早来学園図書室(なんか面白そうな学校図書館です!!)で借りたエッセイ集から「静かなしぐさ」「手足をいつくしむ」の2編を朗読。自分と他者を大切にする生き方や暮らしの姿勢のヒントがいっぱい。

■ O:①『ぼくが子どものころ戦争があった』「いくさの少年期」より

田中幹夫 原作、寮美千子 文、真野正美 文(ロクリン社)2024

②『おとうさんのポストカード』那須田淳 作、中村正人 監修(講談社)2025.6

🔼 ①小学生の目から見た戦争体験を絵本化。②キンダートランスポートで6歳の息子を単身イギリスへ送り出した父親からの、愛あふれる絵葉書💛 涙なくしては読めません💧

■ Yr:『しらゆきの果て』澤田瞳子(KADOKAWA)2025.2

🔼「宿命に凛と生きる女性」橋本五郎(「読売新聞」2025.5.16書評)を朗読。澤田瞳子の作品には絵描きの苦しみのようなものが表現されている…と。

■ I:『空海の風景 上』司馬遼太郎(中央公論新社)1975

🔼 空海と最澄を比較した書評から興味を持って読み始めたとのこと。「下」は次回。

難解な仏教思想や空海・最澄の人物像なども少し身近に感じられる紹介でした。

                                                                                                                                                (記 :  岡  本)



2025/07/15

2025/7/11 響遊 活動報告

 📖 紹介された作品   ※発表順、敬称略 〈参加者 6名〉

■ I:『図書館の子』佐々木譲(光文社)2020

🔼 著者(道東在住)異色のタイムトラベラー短編集から表題作を一部朗読。猛吹雪の夜、電気も暖房も停まった図書館に取り残された少年と謎の男の物語。電子・絵本版もあり!

■ H:『福田村事件-関東大震災・知られざる悲劇』辻野弥生(五月書房新社)2023

🔼 四国からの行商団が朝鮮人と疑われ、千葉で自警団により惨殺(幼児・妊婦を含む9名)長きに渡るタブー事件を掘り起こした名著が関東大震災100年後に再刊・映画化。

■ Y:『ギリシア神話』石井桃子 編・訳(のら書店)2000

🔼「前書き」朗読。以前から読んでいる この本の原点に戻る気持ちで最初の部分を読み返すと、神話の全体像が掴めたように思うーとのこと。石井桃子のが好き💛

■ A:『世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉』佐藤美由紀(双葉社)2015

🔼 2012年のリオ会議での感動的スピーチ(8分程度)を朗読。当初これが日本で話題にならなかった理由についての議論も…。なんで!?

■ O:「よっちぼっち」齋藤陽道(『暮しの手帖』28~)2024

🔼 聴覚障碍に関心があり最近「耳カフェ」に参加したことから、当事者である写真家と妻codaの子どもたちのフォトエッセイを紹介。子どもの名付けって悩ましいなぁ。

■ M:『内閣総理大臣の日本経済』塩田潮(日経BPM)2015

🔼 今読んでいる本から紹介。過去の政治経済の状況を振り返り田中角栄の時代が興味深い。

                                  (記:岡本)


2025/06/20

2025/6/13 響遊 活動報告

 📖 紹介された作品  ※発表順、敬称略 〈参加者 6名〉

■ Y:「原作と相違『泣かせ』追求」評・福間良明(読売新聞2025.5.18記事より)

🔼 『砂の器 映画の魔性―監督野村芳太郎と松本清張映画』樋口尚史著(筑摩書房)書評と、これまで制作された映画についての紹介。

■ A:『絶望名人カフカの人生論』フランツ・カフカ著、頭木弘樹 編訳(新潮文庫)

🔼 ネガティブ過ぎて不思議と癒やされる文豪の名言集。突然ムシに変身するって…?

■ O:「BFC」Book Fair Championship 2025年3月 初代チャンピオン選出!!

🔼 各地の書店で実施されているイベント・フェアの全国大会、初年度の結果報告。

賞金30万円&チャンピオンベルトをかけて、頑張れ日本の本屋さ~ん!!

■ H:『國破れてマッカーサー』西鋭夫(中公文庫)『占領神話の崩壊』続編

🔼 敗戦後の占領期に遡り日本人の歴史観形成過程を考察。当時のエピソードに驚きつつ、脱脂粉乳の話題で盛り上がったりする場面も…。

■ M:

🔼 以前に読んだ本の文章から、吉田茂の辞任の時の言葉、中野正剛の言葉を紹介。

■ I:『ある男』平野啓一郎(文藝春秋)2018

🔼 死んだ夫は全然別人!? 映画化され興味津々のストーリー、読みたくなっちゃう💦

(記:岡本)


2025/05/17

2025/5/9 響遊 活動報告

 📖 紹介された作品   ※発表順、敬称略 〈参加者 6名〉

■ M:『明治・大正の宰相』『昭和の宰相』戸田猪佐武・豊田穣(講談社)1982~

🔼 シリーズ全15巻について引き続き…。今回は、桂太郎・田中角栄の話、現在の政治情勢とも通ずるものがありそうです。

■ Y:①『珈琲怪談』恩田陸(幻冬舎)2025.4

②『付添い屋・六平太18』金子成人(小学館時代小説文庫)2025.4

🔼 ① 喫茶店を何軒もハシゴしながら、怪談を披露し合う男子ホラー。

② シリーズラスト、落涙をいざなう第18弾!…だそうです。

■ A:①『高峰秀子の捨てられない荷物』斎藤明美(ちくま文庫)2017

②『最後の日本人』斎藤明美(新潮文庫)2013

🔼 上記2冊に関連して、北海道新聞「卓上四季」2024.5.10掲載文を朗読。

■ O:近況報告

① 保阪正康さんの講演会に行きました。(4/29 北大)

②『音のない理髪店』一色さゆり(講談社)2024

③『酒を主食とする人々ーエチオピアの秘境を旅する』高野秀行(本の雑誌社)2025.1

🔼 ③子どもも妊婦も固形物じゃなく酒で栄養摂取する謎の人たち! 驚異の世界。

■ H:『The JR HokkaidoーJR車内誌』No.446小檜山博「人生讃歌 198回」2025.4

🔼 ゴミ拾いの話を朗読。「人間の善意を書く姿勢に、読後感が良い。」というコメントに賛同の声が多数ありました!!

■ I:『俺ではない炎上』浅倉秋成(双葉社)2022 

🔼 ある日突然「女子大生殺害犯」とされた男が、必死の逃亡を続けながら事件の真相を探る。阿部寛主演で今秋新作映画公開予定♫

 (記:岡本)